文化・芸術

October 16, 2011

ブリュージュ~ゲント~帰国(旅行7日目・8日目)

 

 旅行7日目は、徒歩shoeでブリュージュ観光です。


 

 前日に、自力で大分散策してしまったとは言え、朝と夕方では、また違った顔が見れますね。少し肌寒い空気でしたが、心地良い風が吹いていました。この街は、本当に美しいです。ずっと行きたいと思っていたのですが、訪れることが出来て良かったです。


 P5153279

P5153298

P5153305
 ⇒この紋章も、何だか洒落てますよね。建物1つ1つに、惚れ惚れしながらお散歩していました。


P5153322

 ⇒上の写真は、「聖血礼拝堂」と呼ばれる礼拝堂の2階部分です。何と、この礼拝堂には、12世紀に、十字軍に参加したフランドル伯が、コンスタンティノープルから持ち帰ったキリストの「聖血の遺物」が納められているとのこと!!礼拝堂の中にも入ったのですが、とても小さいながら、その厳かな感じが凛々と伝わってきました。



 うう~む。。。異物の存在も確かに凄いけれど、個人的には、十字軍という戦いが、こんな形で現代にまで伝わっていることに感嘆しました。やっぱり、歴史って面白い。



 その後、観光ボートに乗船shipしました。ボートから見る街並みも、また素敵でしたlovely

 

P5153346

P5153354

Pict0361

 晴れた空の下、ボートshipに揺られるのはとても心地良かったです。



 下船後、ベギン会修道院・愛の湖公園へ行きましたshoe白鳥も見掛けましたよ。

 

P5153372

P5153376

 一通り、ブリュージュの観光名所を巡った後、バスbusに乗って、ゲントへ移動しました。あ、そうそう。バスに乗る前に、こんな看板を見付けました笑。

 

P5153395

 ・・・きっと、日本人が一杯来るんでしょうね~。




 さてさて、バスで移動し、ゲントへbus

 ゲントもとても素敵な街でしたが、時間があまり無かったので、ピンポイント観光になりました。なので、ゲント観光としては、ちょっと消化不良・・・think機会があれば、ゲントはもう一度、ゆっくりと観光したいです。


 まず、レイエ川を挟んで向かい合う、コーレンレイ・グラスレイに向かいました。その昔は港だった様で、ギルドハウスが連なっており、素晴らしい景色でした。この一画で、お昼ご飯を頂きましたrestaurant

P5153425

Pict0391

 お昼ご飯後、大肉市場の中を通り抜け、聖バーフ大聖堂を見学しに行きました。

 P5153443

Pict0365

 聖バーフ大聖堂は、12世紀に建設が始まり、16世紀に完成しました。この大聖堂の中には、数々の傑作美術品があるのですが、何と言っても、ファン・アイクの「神秘の子羊」でしょう!!!



 この絵は、大聖堂の中に特別コーナーが設けられていて、厳重に管理されています。大聖堂の拝観料とは別に、この絵を見る為に観覧料dollarを払わなければなりません。窓1つない部屋で、ガラスケースの中に陳列されており、傷まない様に特殊なライトに当てられています。こんなに大切に保管されているなんて、凄いですね。

 

 「神秘の子羊」ですが、傑作ですね。素晴らしい!奥行きが感じられる構成、人一人一人まで描く細かな描写力は凄い。



 

 展示室を出て、大聖堂の中も拝見したのですが、神秘の子羊のレプリカも置いてありました。偶々なのかもしれませんが、その日は大聖堂の地下で特別展も開催されていたので、試しに階段を下りてみました。考えてみれば、教会の地下を歩くなんて初めてかも・・・!!大聖堂の面積そのまま、ぽっかりと広大な空間がそこにはありました。暗いのかなあ・・・と思っていたのですが、意外に明るくて驚きました。祭壇の下は、こんな風になっていたのかあ。




 聖バーフ大聖堂見学後、慌ただしくも、再びバスbusに乗ってブリュージュへ戻ります。ツアー参加者全員で、最後の夕飯を食べました。

 

Pict0423

 ここでのお供は、この旅で出逢ったお気に入りの木イチゴビールですbeerやっぱり、美味しいcatface



 夕飯を食べ終えたのが、20時過ぎとかだったでしょうか。レストランで解散した後、一旦ホテルに戻り、荷物を置いて身軽になった後、旅行最後の夜nightを楽しむべく、現地のブラスリーへ挑戦することにしました。




 お目当ては、ガイドブックに載っていた、地元のビールが300種類も置いてあるお店です。そこへ向かう途中shoe、マルクト広場を通り抜けようとした時、レストランのテラス席に見知った顔を2つ発見。何と、バスの運転手さんとガイドさんが、2人で一杯やっているではありませんか!!



 手招きされたので、お2人と一緒にビールbeerを飲むことにしました。夕飯の時に、既にビールを飲んでいたので、ここでも一杯飲み、結構酔ってきました。バスの運転手さんは現地の方なのですが、酔った勢いで、適当な英語で会話してみました。通じたのか通じてないのか、私も相手の言うことを理解したのかしてないのか、かなり怪しい酔い加減ではありましたが、運転手さんとガイドさんと飲むなんて思ってなかったので、とても楽しかったです。しかも、ついでにガイドさんにご馳走になってしまいました。経費で落ちるから良いらしい笑。



 

 一杯beerご馳走になった後、結構酔っているにも拘わらず、当初のお目当てのブラスリーへと向かいました。


 Pict0446
 「デ・ブルッフス・ベールティエ」というお店です。お店のドアを開けるのに、ちょっと勇気が要りましたが、お酒の力を借りて、エイヤっと入店してみました。

P5163469

 中はこんな感じ。外見からは分かりませんでしたが、結構奥が広くて、写真の左手の方向に、まだホールがありました。私たちは、ドアを開けてすぐ左側の窓際の席に案内されました。



 顔を見れば、観光客だと分かるのでしょう。いや、典型的なアジア人の顔をしているのだから、当たり前か笑。ウェイターさんが結構親切にしてくれました。とりあえず、メニューを見ながら、どのビールがオススメなのか、どれが美味しいのかとか訊いて、注文してみました。



 おつまみはこれ!

 Pict0437

 このチーズとサラミの盛り合わせが美味しいhappy02happy02happy02ビールでお腹一杯の癖に、美味しくてペロッと食べてしまいました。ビールは、まずはオススメのビールを頂きました。




 次に、ちょっと変わったビールを注文して見ました。

 

Pict0444

 左側がピーチビールで、右側がバナナビールbananaです。こんな変わったビール、日本では中々飲めないと思います。夕飯を食べた18時過ぎから23時過ぎまで、ビールばっかり飲んでいたので、この時、既にかなり酔っていたのですが、バナナビールbananaの美味しさは覚えていますbeerピーチビールよりも、バナナビールの方が美味しかったかな。




 夫婦二人で顔を真っ赤にして、もうこれ以上飲めない・・・という状態になったので、地元のブラスリーを出ました。外の冷たい風が、何とも心地良いpenguin



 夜のブリュージュも、ライトアップされて、とても美しかったです。相当酔っていましたが、更に、ブリュージュの夜の顔に魅了されました。

 

P5163475

P5163476

P5163477

P5163482

 夜の街を散歩し、冷たい外気で酔いを醒ましながら、ホテルに到着。お風呂に入って、沈み込むように寝ました。




 翌日。この日はいよいよ帰国ですairplane非常に名残惜しいけれど、ベルギー・ブリュージュから、オランダ・スキポール空港まで、まずはバスで延々戻りますbus




 スキポール空港に到着後、バスにせっかく買ったお土産を置き忘れたり(すぐに気付いて、取り戻しました)、免税の手続きが、買ったお店側の書類不備により出来なかったり(免税金額も、然程大騒ぎする様な金額でなかったので諦められた)と、ハプニングがありましたがcoldsweats02、最後には無事に、搭乗ゲートまで辿り着きました。飛行機airplaneに乗った後、いつも思うのは、帰りの飛行機は何て早いんだろうということです。ふと気が付けば、ロシア真ん中付近の上空を飛んでいました。




 時に喧嘩したり、私一人だけバスで爆睡してたり、フリータイムで時間が足りなくなったり、色々あったけれど、それら全部含めて、充実した旅行でした。良い思い出になりました。将来子供が出来たら、その思い出たちを聞かせてあげたいと思える旅行になって、良かったなと思っています。



Pict0481

| | Comments (0)

October 08, 2011

アンヌヴォワ~デュルビュイ~ブリュージュ(旅行6日目)

 旅行6日目は、ブリュッセルを出発して、ベルギー南東部にあるアルデンヌ地方へ向かいますbus




 途中、ディナンという街を通過し、まずは、アンヌヴォワ城を目指します。ディナンが結構美しくて、途中下車したくて仕方がなかったのですが、我慢です笑。写真は、バスから見えるディナンの街並み。川に沿って、美しい建物が並んでいます。 

Nec_0240


 ディナンを後にして、バスbusでひた走り、ようやくアンヌヴォワ城へ到着。これまで旅してきた様な都市の中にあるのではなく、人里離れたところに城はあり、周りには何にもありませんsweat01ここでは、お城見学というよりは、併設の庭園を見学しました。でも、その庭園が非常に立派で、美しく管理されており、1時間位散歩していたのですが、朝からとても気持ち良かったです。

 

P5142993

P5142996

P5143028

 美しい庭園を散歩するのは気持ち良かったのですが、実は結構寒くて、冷えてしまいましたpenguin庭園の出口は、お土産屋さんになっているのですが、そこの2Fがカフェになっており、集合時間までまだ余裕があったので、朝から美味しくコーヒーを頂くことにしましたcafe

 

Pict0221

 2Fのテラスでコーヒーcafeを頂いていたのですが、テラスからもさっきの美しい庭園を眺めることが出来ます。美しい自然を眺めながら美味しいコーヒーcafeを頂く・・・幸せな一時でしたshine


 

 アンヌヴォワ城を出発したら、次はヴェーヴ城へ向かいますbus但し、ヴェーヴ城は、外観だけの見学で、中は入りませんでした。本当は、中も素敵なんだろうなあと、外から想像するしかありませんでした。ちょっと残念despair

 

P5143063

 ヴェーヴ城を見た後、続いて、「世界で一番小さな町」と言われるデュルビュイへ向かいますbus




 個人的な感想としては、チェコのチェスキー・クルムロフに雰囲気が似ています。町の端から端まで10分程度という、非常に小さな町ですが、石畳の道路に小さな家々が並び、馬が走り、とても素敵でした。尤も、大きな広場は、レストランが集結しており、外国人観光客ばかりでしたけどね笑。日本人の他のツアー客もいましたしcoldsweats01 

 

P5143096

P5143081

P5143091

Nec_0264

  

 デュルビュイを1時間程度散策したのですが、可愛らしいお土産屋さんも沢山あって、もっと滞在したかったです。




 その後、方角的にはブリュッセルに戻る様な形になりますが、最後の滞在都市・ブリュージュへ向かいますbusブリュージュまでは、ひたすら高速道路を走り、この間、私はほとんど寝ていました笑sleepy途中、SAでトイレ休憩とお買い物はしましたけど、気が付けば、ブリュージュ手前でした。



 ブリュージュでは、城郭の中のホテルに2連泊することになっていたのですが、中々良いホテルでした。小ぢんまりとしていたけれど、ブリュージュ中心地に程良い距離だったので便利だったし、また泊まりたいなあ。




 夕飯restaurantまでは、まだ時間があったので、早速街を散策しましたshoeホテルの近くには、聖マグダレーナ教会がありましたが、工事中・・・?みたいで、中には入れませんでした。

 

P5153151


 チーズの量り売り屋さんやチョコレートショップなどを巡っていたら、集合時間になったので、一旦ホテルへと戻ります。ホテルに戻った後は、ガイドさんにくっついて、夕飯のレストランへと向かいましたshoe





 市街中心部にレストランはあったのですが、その道中、綺麗な街並みを見ることが出来ました。  

P5153127

P5153164

 ⇒こんな風に、観光ボートが街中を走っていますship私たちは、翌日に乗ることになっていました。



P5153169

 ⇒川に面した家の2Fの出窓に、専用の布団に寝そべる犬を発見dogその様子が、本当に可愛かったです。川の風が、気持ち良さそうだったなあ。

 

P5153182

P5153184
 上の写真の高い塔は、マルクト広場に面した鐘楼です。高さが88mあるらしいのですが、そこへは、366段の石の螺旋階段で登って行くのだとか!!!翌日、ブリュージュでもフリータイムがあったので、ブリュージュの市街を一望出来るこの鐘楼に登ることも検討に入れていたのですが、「366段」という数に怯み、やっぱり止めました笑coldsweats01



P5153193

P5153194

 マルクト広場はとても大きいです。その広場に面した上の写真の様なところで、夕飯でした。この日も、確か、お気に入りの木イチゴビールを飲んだなあbeer





 夕飯を終えて出てきたのが、20時頃のはずなのですが、外はまだ夕方5時位の明るさでした。

 Pict0317

 なので、ホテルにそのまま帰るのも勿体無いので、ブリュージュを散歩しましたshoeついでに、小さいお店に寄って、ビールbeerを買い込んだりして笑bleah




 途中、屋台でプレーン味のワッフルを買い、食べ歩きしながら歩いていると、大きな広場に出ました。そこで見たものに、度肝を抜かれましたbomb 






 目に飛び込んできたのは・・・










 P5153220




 え・・・?!?!?!





 絶叫マシーンshockshockshock?!?!?!?!





 そうなのです。何故か、広場一帯に、出張遊園地が広がっていたのです!!!


 P5153221



 メリーゴーランドcarouselponyみたいなものもあったし、上の写真の様に、射的みたいな小さな出店からスイーツの出店もありましたけど、突如、遊園地eventが広がっていて、かなりビックリしました。そして、それらを楽しんでいる地元の方々。しかしまあ、美しい中世の街並みがすぐそこにある一方で、こんな現代的な遊園地が共存しているとは・・・。その感覚が凄いというか、凄く不思議な感じでした。





 更に散歩shoeを続け、ホテルに帰りました。ホテルの窓からは、素敵な夜景が広がっていました。
 P5153267

| | Comments (0)

September 25, 2011

アントワープ~ブリュッセル(旅行5日目)

 旅行5日目は、アントワープからスタートですshoe


 朝早くに、アントワープ近郊のホテルを出発しbus、昨日訪れたアントワープ中心地へ再び行きます。


 お目当ては、ノートルダム大聖堂ですが、開館時間までまだ時間があったので、先に、グローテマルクトに行き、市庁舎を外から見学しました。

 P5132781

Pict0079

Pict0080

 アントワープは、その昔から、非常に大きな貿易都市だったし、現在もベルギーの主要な貿易都市なので、取引のある全ての国家の国旗が、一番上の写真の様に飾られているそうです。朝陽に煌めいて、凄く綺麗でした。その広場の周辺には、ギルドハウスが連なっており、ここが、昔から交易の中心地だったんだということがよく分かりました。



 暫く、市庁舎の前に広がる大きな広場で待った後、ようやく、ノートルダム大聖堂の中へ。この大聖堂は、ルーベンスの絵が架かっていることで有名ですが、日本では、「フランダースの犬dog」の舞台としての認知度が高いと言われています。あの、ネロとパトラッシュが天に召されていくシーン、まさしく、このノートルダム大聖堂です。

 

P5132807

P5132817

 中は凄く広く、天井が高く、立派でした。神聖な空気が広がっていました。

P5132808

 ヨーロッパの何処の国に行っても、ゴシック式の教会は、素晴らしいステンドグラスがありますよね。惚れ惚れとする美しさ。




 

 ところで、「フランダースの犬」という話は、日本では非常に有名ですが、実は、現地ではそうでもなかったのだとか。ところが、あまりに、日本人観光客が訪れては、現地人に「ここがフランダースの犬の舞台か?」と尋ねるので、逆輸入した様な形ですが、遂に記念ベンチまで作られたそうで、ガイドさんの話でしたが面白いなと思いました。

 ちなみに、あの物語は、日本では感涙物として人気があるとされていますが、現地では、あまり人気がないらしいです。ネガティブな結末というのもありますが、それよりも、ネロに対する住民の仕打ちが酷く、「実際にこんなに困って可哀想な子供がいたら、我々ベルギー人は冷たくするどころか、温かく迎えるよ」とのこと。。。なるほど。



 アントワープ観光を終えると、次はベルギーの首都・ブリュッセルへbus




 本来は、ブリュッセルの中心、グラン・プラスで解散し、夕飯までの午後一杯は完全な自由行動という予定になっていました。しかし!!!ガイドさんが、「王立美術館に行きたい人は、グラン・プラスまで行ってしまうと遠くなるので、途中で降りて良い」と、配慮してして下さり、王立美術館にどうしても行きたかった私は、早速お言葉に甘えて、王宮で途中下車させてもらいました。ここから、フリータイムスタート!!



 
 P5132870

 これが、途中下車した王宮です。夏しか一般公開されていないらしく、今回は外観しか見学出来ませんでしたが、それでも存在感がありましたね。




 王宮から、歩いてすぐのところに、王立美術館はありますshoe綺麗な街並み・路面電車を見ながら、歩いて向かいます。


 そして、これが入口!石造りで荘厳な感じが分かるでしょうか?!

P5132884


 中に入り、カウンターでチケットを買います。早速買ったは良いのですが、実は、間違えて併設のマグリット美術館のチケット買ってしまっていましたsad美術館は凄く広いのですが、想像していたのと違う雰囲気であることに途中で気付き、慌ててチケットカウンターへ戻り、買い直しました。いや~・・・カウンターの人が気前良く変えてくれて良かった。




 さて、気を取り直して進んだ王立美術館の中はこんな感じです。

P5132883  

 上の写真は、1Fから見上げて撮った写真なのですが、とっても広いです。全部見ようと思ったら、とてもとても時間が足りないし、フリータイム中に他にも行きたい所があったので、1時間位滞在して、外に出ました。




 王立美術館を出たら、次は、すぐ側にグラン・サブロン広場へ歩いて行きました。少し大きめの広場で、色々なカフェが集っているのですが、中には、ゴディヴァやピエール・マルコリーニもありましたよ。おお~本場だ。




 この広場を経由して、向かったのはブリュッセル中央駅です。地下道へ降りていきます。

Pict0119


 降りてみると、結構幅が広い地下道で、多くの人が歩いていました。中央駅から、地下鉄subwayで4駅程離れたところに行きたかったので、乗り場を探します。

 Pict0121

 こちらは、国鉄側のチケットカウンター。国際列車も発着している大きな駅です・・・が、私たちが乗りたいのはこれではなく、地下鉄subway

 Pict0136
 
 あまり綺麗なホームと電車ではありませんでしたが、4駅先の目的に向かいます。



 4駅先に何があるのかと言うと・・・






 じゃじゃん!!!!!




 Pict0127

  
 EU委員会本部です!!!



 本当は、このすぐ反対側にEU理事会があり、更にちょっと歩いたところに、欧州議会があります。「フリータイムをどう過ごそうかな」と、ガイドブックの地図を眺めていた時に、偶々EUの文字を見付けてしまい、旦那に伝えたところ、彼も行く気満々になってくれたので、別に何がある訳でも、中を見学できる訳でもないのですが、現地へ行ってみました。でも、行って良かったです。学校で習ってきたEUの本部が目の前にある・・・というだけで、何だか圧巻でした。



 

 その後、再び地下鉄に乗り、とんぼ返りでブリュッセル中央駅へ戻りました。戻ってから地上へと出て、最終目的地であるグラン・プラスへ行く途中で、サン・ミシェル大聖堂へ立ち寄りました。

 P5132920

 大聖堂の中は、静謐な空気で満たされていて清らかな気分になりました。ちなみに、この教会は、小高い丘の上に建っているので、そこから見たブリュッセルの街が印象に残っています。




 さて、ここからは、集合時間に間に合う様に、駆け足観光でしたcoldsweats01




 でも、駆け足・・・とは言っても、せっかくベルギーに来たんだったら、これを絶対に食べなければ!!日本を出発する時から、本場で絶対に食べると、固く心に決めていました笑。そう、ベルギーが本場のスイーツと言えば・・・!!!!!




 P5132932


 ベルギーワッフルです!!!!!


 熱々ふわふわのワッフルの上に、バナナにイチゴ、チョコレートとホイップがたっぷりcatfaceheart01お店でテイクアウトして、近くの広場で食べました。凄く美味しかったですheart01heart01heart01



 ワッフルを食べ終えたら、続いて、ギャルリー・サン・チュベールへ向かいましたshoe

 P5142936

 ショッピング・アーケードなのですが、1847年に完成したという、世界でも最も古いアーケードの1つなのだそうです。非常に豪華です。ただ、あまりに長く両側にお店があるので、とても1軒1軒を見て回る時間はありませんでしたwobbly入口のほんのさわりの部分だけ足を踏み入れた、みたいな感じです。でも、ちょっと悔しいので、とあるものを、夜のデザートに急いで買い込みました。
 



 さて、このギャルリーから、集合場所の小便小僧まで猛ダッシュでしたrun走って走って、ようやく着いた集合場所。無事に着いて良かったです。

 Pict0156

 ここで、ガイドさんと合流し、走って来る途中に通り抜けたグラン・プラスへと戻ります。

 P5142943
P5142945

 非常に大きな広場で、世界中から観光客が集まっていた様に思います。広場の周囲は、写真の様な立派な建物でぐるりと囲まれていて、商業の中心地だったことが分かります。建物も立派、観光客もお土産屋さんも一杯で、非常に賑やかでした。
 

 

 この後、近くのレストランで夕食となりました。

 Pict0168

 ベルギーは、チョコレートで有名ですが、ビールbeerでも有名です。色んなビールが売られています。ここ、ブリュッセルで出逢った写真右側の赤い色のビール・・・実は、木イチゴのビールなのですが、この旅行中で私が最も気に入ったビールbeerです。とても飲みやすいし美味しいhappy01日本でも買えるなら、買ってでも飲みたいビールです。

 

 
 一日中歩き回って、美味しいビールを飲んで上機嫌でホテルへ着きました。でも、一日の最後は、夕方、ギャルリーで買ったこの子たちです!!

 
 
 Pict0175


 チョコレートたちlovelylovelylovely

 チョコレートの量り売りなんて、日本でも体験したことがなかったのですが、せっかくなので、挑戦して買ってみました。1粒1粒が全部違う味!!やっぱり、チョコレートは美味しいなあ。とにかく時間がなかったので、勢いで買ってしまったところはありますが、贅沢な甘さでした。

 ちなみに、実は、ホテルにチェックインした後、ホテル近所の大型スーパーに行って、チョコレートの為に、ワインも買い出ししていましたbar夜寝る前に食べたり飲んだりしていたので、太るかも・・・と思いましたが、誘惑には勝てませんでした笑。贅沢な夜でしたnight

| | Comments (2)

September 23, 2011

クレラー・ミュラー美術館~キンデルダイク~アントワープ(旅行4日目)

 随分細切れになっていますが、今回は旅行の4日目をご紹介します。4日目は、オランダで風車群を巡った後、いよいよベルギーへ入ります。 



 まず、午前中は、オランダのデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にある、クレラー・ミュラー美術館へ行きましたbus

 公園・・・と言うよりも、非常に広大で静かな森、と言う方がピッタリな国立公園の中にある美術館で、館内も広いけど、館内を巡る外の庭園も広い。分かりやすく言うと、箱根にある彫刻の森美術館みたいな感じです。



 フラッシュを焚かなければ、写真撮影OKということだったので、何枚か写真を撮ってみましたので、後は写真をご覧下さい。



 

P5122644
   上は、ルノワールの「道化」です。



 P5122649
 次は、ゴッホの「アルルの跳ね橋」です。




Nec_0113

 巨匠たちの絵の数々を美術館内で見た後、外の庭園巡りへ出掛けましたshoe外は、森林の中なのでマイナスイオンたっぷりで、歩いていて空気が爽やかで、非常に気持ち良かったです。 

 

 クレラー・ミュラー美術館の後は、世界遺産:キンデルダイクの風車群を見に行きました!オランダへ行って、是非見てみたいものの1つが、この風車群だったので、到着する前からワクワクでした。




 「風車群」と言うことで、風車が1つだけあるのではなく、キンデルダイクという場所一帯に広がる幾つもの風車たちと地域を合わせて、世界遺産として登録されているそうです。昔は、オランダ中に風車があったけれど、少しずつ消えて行き、昔の佇まいを残したまま広範囲に現存するのは、今やキンデルダイク位なのだとか。貴重な風景なんだと、改めて思いました。



 この日は、風が強く、また日光も眩しく照りつけたので、風車を直視するのが中々大変でしたが、それでも、広い真っ直ぐな道に、風車が並んでいる様を見ると、感動しました。

 P5122662

P5122685

P5122674

Pict0014

 
 キンデルダイクで風車群に圧倒されたら、次はいよいよ国境を越えますbusと言っても、EU圏内ですし、日本の高速道路で県境を越える感覚で、国境を越えて行きます。初国境越えの旦那は、隣でちょっと残念そうでしたが・・・笑。



 キンデルダイクからバスで移動すること数時間後・・・bus無事に、隣国ベルギーのアントワープに到着しました。バスから降りて、ノートルダム大聖堂がある広場まで歩き、広場周辺を軽く散策した後、アントワープで夕飯となりました。


 P5132730
 ↑ノートルダム大聖堂に面した広場。美しかったです。



 実は、「アントワープに到着」という響きだけで、私は密かに感激していました。「アントワープ」は、世界史でもよく習ったし、歴史上・交易上、非常に重要な都市です。「ここが、あのアントワープなのか・・・」と思い、1人感無量。市庁舎外観やノートルダム大聖堂内部の見学など、アントワープ観光の本番は翌日だったのですが、既に、胸一杯になっておりました。アントワープから始まるベルギー編は、次回へ続く・・・!


P5132711

 ↑これが、アントワープの海!ここから、世界は広がっていたんだなあと思うと、素直に感動。

| | Comments (0)

August 28, 2011

キューケンホフ~デルフト~デン・ハーグ(旅行3日目)

 今回は、旅行の3日目をご紹介したいと思います。



 3日目は、アムステルダムを出発busして、キューケンホフ公園(園内で自由に昼食)⇒農家のビニルハウス見学⇒デルフト(デルフト焼の工房見学)⇒デン・ハーグ(マウリッツハイス美術館見学)⇒北海に面したところで夕食という旅程でした。




 では、まず、チューリップtulipで有名なキューケンホフ公園へ!




 「オランダと言えばチューリップ」と言う位、チューリップは有名ですが、私も、オランダで一面に咲き誇るチューリップを見たくて、5月にオランダを旅行することを決めました。5月に旅行なんて、滅多に出来ないので、丁度良いと思ったのです!ただ、チューリップのシーズンは、3月終わり~5月中旬とのことで、「ギリギリ見れるかも」と甘く目論んでいた私の思惑は、現地で外れてしまいました。実は、私が訪れた時には、ピークが約1週間前に終わっていて、一部しかチューリップは残っていなかったのですsadギリギリ間に合えばラッキー・・・とは思っていたものの、やっぱり、少しは残念でしたが、まあそれでも、キューケンホフ公園は、凄く綺麗で良かったです。





 キューケンホフ公園は、とても広い公園です。公園の中は、様々な花が植えられており、池も小川もあり、風車もあり、ビニルハウスもあり・・・という感じで、良い散歩が出来ます。なので、午前中は、この公園内を自由に散策していました。公園の中は、こんな感じ。 

P5112470

Pict0286_2
P5112493
P5112500

 上の風車の後ろには、チューリップ畑が広がっているはず・・・だったのですが・・・




 P5112505





 はい、見事なまでに、刈り取られた後でした。う~む・・・ここが、一面チューリップだったならば、さぞかし綺麗だったろうに・・・gawk残念!





 まあ、そうは言っても、公園の中で綺麗なチューリップを沢山見れたので、満足は出来ました。天気も良かったしsun

Pict0304_2

 

 公園の中で、簡単に昼食を取った後、デルフトへ移動しましたbus


 デルフトへ向かう途中、とある農家に立ち寄り、ビニルハウス栽培の様子を見学しました。 

 


P5112532

 


 デルフトへ到着したら、デルフトの街の観光ではなく、デルフト焼の工房を見学しました。デルフト焼は、あの青色が特徴的ですよね。


 

 Pict0321_2


 例えば、こんな可愛いデルフト焼のお皿もありましたが、流石、オランダ!




 この青色、主に大航海時代に、オランダの商人が、中国・日本の陶磁器を持ち帰ったことでブームとなり、そこから生まれた色なんだとか。そう考えると、やっぱり歴史って面白いなあと思います。

 

P5112554


 お皿だけでなく、壺などもあります。上の写真は、工房の一角。職人さんたちが働いています。絵付け中の職人さんがいる一角もありました。




 
 そうそう、見学コースの途中には、こんな立派なものもありました。

 P5112544

 

 そうです!!



 レンブラントの「夜警」を、デルフト焼のタイルを組み合わせて作ったものだそうです。いや~・・・これは、素晴らしかったです。本物も素晴らしいですけど、タイルで、よくここまで作れるなあ・・・と感動しました。色の濃淡も、絶妙でした。





 デルフトの工房見学の後、最後の目的地である、デン・ハーグへ移動しましたbus 

 

  

P5112563

 
 こんな素敵な建物の横を通過しながら、向かう先は、「マウリッツハイス美術館」です。

  

P5112570

  

 これが、美術館です。外観からしても、素敵・・・shine建物の右端に、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が掛かっているのが見えますよね!?





 中は結構広くて、人も沢山いました。そう言えば、この美術館の中には、「東日本大震災の募金箱」もありました。外国にも、あの地震が伝わっているんだということを、実感した瞬間でした。





 ここで、暫く自由散策。美術館をたっぷり堪能した後、美術館の周りを歩いてみました。 

 

 

 

 

 

P5112575


 上の写真は、マウリッツハイス美術館の裏側です。こんな綺麗な池になっているんですよ。

 

 Nec_0071
 暫く歩くと、こんな可愛いトラムに出会ったり、

 

 P5112602

 広場で、出店を構えているチーズ屋さんに出会ったりしました。それにしても、チーズが大きい。チーズの量り売りだなんて、流石、酪農国家だなと思いました(旅行中、チーズ・牛乳はとっても美味しかったです)。





 そんなこんなで、自由散策を楽しみました。この後、再びツアー客全員集合して、ようやく夕食の時間なのですが、ガイドさんが気を利かして、レストランに向かう前に、とある所に連れて行って下さいました。


 とあるところとは・・・


 

 

Pict0003

 

 ここです。




 逆光で、全然綺麗に撮れなかったのですが、何となく、荘厳な感じが分かるでしょうか???




 ここは・・・

 

P5122616

 

 

 

 はい。



 何と、国連の国際司法裁判所なのです!!!!!


 ちゃんと、「International Court of Justice/United Nations」と書いてあります。



 威厳を湛えた建物で、圧倒されました。小学生の時に習った、「国際司法裁判所」を、生で見れるとは・・・。外観だけと言っても、個人的には凄く嬉しかったし、その雰囲気に圧倒されました。凄い。ガイドさんの機転のお蔭で、良いものが見れました。





 興奮冷めやらぬ中、バスは北海に面したレストランrestaurantへと向かいました。

 P5122620


 この三角錐のモニュメントの向こう側は、もう北海waveです。ここから、オランダの船が出て行ったんだなあ・・・とか思って、再び感動。暫く、オランダの歴史を振り返りたくなりました。




 この日は、花や森、池や海などの自然の美しさと、デルフト焼やフェルメールの絵画など、人間が生み出した美しさと、両方を味わうことが出来ました。どちらも素晴らしかったです。本当に、良い一日でした。

| | Comments (2)

August 21, 2011

東京とブリュッセル~5年後の再会~

 

 キャプテン・ミッフィーは、確かにオランダ・ベルギー旅行を代表する子ではあるのですが、それだけじゃありません。私にとっての、オランダ・ベルギー旅行の戦利品は、まだあります。それは、こちら!!!





 T






 そうです!


 オランダ・ベルギー各地で行った、美術館のガイドブックですbook




 左から、オランダ・ハーグにあるマウリッツハイス王立美術館、真ん中がオランダ・アムステルダムにある国立美術館、右が、ベルギー・ブリュッセルにある王立美術館のガイドブックです。




 本当は、ゴッホ美術館や、クレラー・ミュラー美術館など、他にも行った美術館はあるのですが、流石に日本語訳がないと読めない・・・bearingので、それは買いませんでした。日本語訳があったら、買ったんだけどなあ。




 で、今回の旅行は、「オランダ・ベルギーに行ってみたい、街を歩いてみたい」という願望もありましたが、「フランドル地方の素晴らしい絵画が見たい」という希望があって、行先を決めました。なので、現地の美術館に沢山行くことが出来て、本当に嬉しかったです。




 

 アムステルダムの王立美術館では、レンブラントの傑作「夜警」。フェルメールの「小路」「牛乳を注ぐ女」。


 マウリッツハイスでは、フェルメールの「デルフトの眺望」「真珠の耳飾りの少女」。


 ベルギーの王立美術館は、広過ぎてごく一部しか回れませんでしたが、その空間にいられるだけで、心が満たされていきました。静かに、ゆっくりと流れる時間に身を任せる。贅沢な時間を過ごせました。

 そうそう!!王立美術館ではルーベンスやブリューゲルなど、素敵な絵が沢山ありましたが、最も印象的だったのは、「ジャック=ルイ・ダヴィッド」の「マラーの死」を見れたことです。

 


 実は、この絵は、日本で見たことがあるんです。

 

 あ、「世界史の資料集で見た」とかいうことではないですよ。2006年5月に、江戸東京博物館で開かれた、「ナポレオンとヴェルサイユ展」を母と見に行った時に、その絵が展示されていたのです。高校の授業で、この「マラーの死」を習ったこともあって、当時、その絵が見れて感慨深く感じたことを、今でもよく覚えています。その時のことを、このブログで書いているので、興味があるかたは、こちらをご覧下さい。




 そんな風に東京で見た絵が、ベルギー・ブリュッセルで再び見ることが出来た。しかも、出張展示ではなく、本来、所蔵されている美術館で見ることが出来た。何だか、そのことが凄く嬉しくて、暫く、その絵の前で佇んでいました。題材的には、マラーが暗殺された時の絵なので、美しい風景画をじっと見る・・・という類ではないのですが、あれから、もう5年も経ったのかと思うと、何だか言葉にならない思いが込み上げて来て、中々その場から離れられませんでした。あれから5年・・・色々あったなあ。まさか、5年後に、こんな形で再会出来るとは思わなかったものなあ。




 

 こんな風に、念願のフランドル地方の美術館巡りが出来て、凄く楽しい旅行でした。最近になって、ようやく生活も落ち着いてきたので、好きに過ごせる時間を持てそうです。紅茶やコーヒーでも飲みながら、買ってきたガイドブックをゆっくり眺める。そんな優雅なひとときを過ごしたいなあ、なんて思っていますcatface

 

| | Comments (0)

May 28, 2010

語りかける風景

 入社前、社会人になったら、どうしてもやってみたいことが1つありました。些細なことなのだけれど、それは、「仕事上がりの金曜夜に、ゆったりと美術展や博物館に行くこと」でした。


 学生の時と違って、平日にはとても行けない。でも、土日に行くと混雑し過ぎて、自分が満足するまで、観たいものを観ることができない。その点、金曜夜なら、土日よりは混雑が緩和しているかもしれないし、何より、平日ならば閉まっているはずの時間帯の美術館に行ってみたかった。夜の美術館の顔は、どんな顔をしているのか、見てみたかったんです。夜美術館の素敵な時間については、高校の先生が教えてくれたんですけどね。



 そんな夜の美術館への憧れを抱きつつ、ついに、金曜夜に美術展へ行ってきました!!


 行った先は、
 ストラスブール美術館蔵 語りかける風景 コロー、モネ、シスレーからピカソまで@Bunkamura ザ・ミュージアムです。



 

 結構、風景画が好きだし、コローからピカソまでというその幅広さに惹かれて見に行ってきました。



 会社を出たのが19時過ぎ。そこから電車に揺られて夜の渋谷へ。スクランブル交差点の雑踏の中を歩きながら、Bunkamura(東急本店の前)へ到着すると、そこだけは人が全然いなくて、静謐な感じがしました。


 Bunkamuraに入る時に、直接、外から中へ入るドアへ回っても良かったのですが、営業を終えた東急本店の中を直進するコースを選択。高級ブランド店がずらりと並ぶ通路を通過してBunkamuraへ行くことが出来るのですが、その店員さんたちが、通路に向かってずらっと立っているんです。で、その目の前を通過する度に、「ありがとうございました」と言われるのです。



 ・・・あ、あの、何も買ってないんですが・・・


 ・・・営業時間内にすら来てないんですが・・・


 ・・・通過するだけで、そんなに深々とお辞儀されても・・・





 と、何故か、焦ってしまいました。高級ブランドと縁もゆかりもないから、ドキマギしました笑。・・・近道なのだけれど、次来る時は外からにしよう笑。


 Bunkamuraは、いつ以来かなあ・・・高校時代、大学時代と、よく観に来ていたけれど、夜のBunkamuraは、初めてです!チケットを買って、入場!




 中に入ると、そこは美術展独特の静寂。そして、ゆったりとした贅沢な時間。


 

 ああ、この空間が好きなんだ。



 渋谷にいるとは思えない程、人が少なく、静かに、優雅に、ゆっくりと時間が流れていました。


 

 人が本当に少なくて、1枚の絵に対する人口密度が素晴らしく低かった。ほとんどの絵を、1対1でじっくりと向きあうことが出来ました。自分のペースで、自分の感性で、自分の思う様に観ることが出来る・・・。幸せです。土日の展示では、絶対に出来ない時間の過ごし方ですね。




 以下、拙いですが、自分の感想を備忘録として残しますので、興味がある方はどうぞ。



 「屋外、バルコニーの女性」
  1905年、ロタール・フォン・ゼーバッハ

 個人的に、一番初めに目を奪われた作品。屋内と屋外の境界線がはっきりとは描かれておらず、真中に引かれた長方形の線で、それがバルコニーへの入口であり、女性は外に立っていると、ワンテンポ遅れて分かる。淡い色ばかりの絵の中で、女性が来ている上の服だけが原色で、しかも赤い。センターに位置する為、そこに一瞬で目線を取られ、奥に広がる風景へと繋がる感じで非常に印象的だった。



 

 ・「森」
  1919年、ハインリヒ・カンペンドンク


 自然主義・写実主義の流れの風景画の中で、この絵は非常に独特。人が、森の一部になっている。現実にある風景では決してないからこそ、逆に記憶に残る一枚。





 ・「伯爵夫人 マリー」
  1888年、レオポルド・フォン・カルクロイト


 綺麗な光。本当に咲いていそうな程、生き生きとした花の一輪二輪。自然は明るい表情なのに、マリーの顔は影が差してとても暗い。暗欝としたその表情と、彼女を取り囲む自然の明るさとの対比が素晴らしい。この女性は、何を憂いているのだろうか。 

 



 ・「年老いた人々」
  1892年、モーリス・エリオ


 何気ない農作業中の一コマ。老夫婦の労り合う優しさと、その後ろで歓声でも上げていそうな後姿の孫娘。その遠方には農作業の人々。今の日本でもありそうな、これこそ「自然」の絵であろう。





 ・「闘牛布さばき」
  1956年、パブロ・ピカソ


 作者名を見なくても、一目見た瞬間に「ピカソ」と分かる、彼ならではの一枚。存在感のある黒、躍動感の見える線。中央に位置する牛が、この絵を象徴している。





 ・「ルーブルとポン・ヌフの眺め」
  製作年不詳、ピエール=アントワーヌ・ドマシー

 
 
ポン・ヌフの下から、流れ込む川を遡る様に画面奥へと追っていくと、覗き込む様にルーブルが見える。よくありがちな構図だけれど、個人的には結構好きかもしれない。





 ・「雨の通り」
  1895年頃、
ロタール・フォン・ゼーバッハ

 
ゼーバッハからもう一枚。タイトル通りで、決して華やかな絵ではないのだけれど、少し奥、そして少々高めの位置から描いた雨に濡れた通りが綺麗だった。





 ・「アンティーブの眺め」
 1894年、フランソワ=ルイ・フランセ

 この絵が、観ていて一番穏やかで幸せそうな印象を受けた。優しい日の光が差す中、大きく枝を広げて、花を咲かす一本の大きな木。生命の力強さを感じた。その根元で、何かを積んでいる女性と、夫婦1組。この夫婦に、不思議と安心感を覚えた。睦まじく寄り添っている安定感だろうか。遠方には、生命の源である海と小さな街並みが見える。本当に、特別なことをしている場面ではないのだけれど、いつまでも観ていたかった。





 他にも、シスレーやコロー、クールベの絵もあって、詳しく感想を書きたいのですが、ここでは割愛させて頂きます。実は、美術展に到着したのが若干遅かったので、最後の方は閉館時間に追われ、駆け足でしか見れなかったのです。全てを満足するまで観て、ゆったりと過ごしたかったので、そこだけが残念。まあ、仕方ないかな。



 
 

 展示会場から出て、再び渋谷の街に出ると、耳に喧騒が戻ってきた。ついさっきまで、静かに絵を見ていたのに・・・不思議な感じがした。




 その時、時刻はまだ21時過ぎ。平日金曜夜のこの時間に、美術展を見終えてこの街にいるなんて、最高に良い時間を過ごせました。ゆったりとした時間に身を任せて、綺麗な絵を見ながら癒されて、贅沢な空間にいられて、本当に良かった。金曜夜の美術館って、こんなに充実した時間を過ごせるものなのか・・・。憧れだった夜美術館。また、こんな時間を味わいに、訪れたいと思います。至福の時でした。

| | Comments (0)

December 13, 2009

ハプスブルグ家の魅力

 ついに・・・ついに、行きそびれてしまいました・・・。この美術展の広告を見て以来、絶対行こう、必ず行こう、と常々思っていたのです・・・。しかし、時は残酷なもの。何故か知らぬ間に時が経ち、気が付けば、明日で終わってしまうじゃないですか涙。あああ、行きたかった・・・。





 私が行きたくて仕方が無かった美術展というのは、これです!

 「THE ハプスブルグ 華麗なる王家と美の巨匠たち」@六本木:国立新美術館です。このリンク先の冒頭に流れる映像の、何と美しいことか・・・。本当に、この美術展は行きたかった。行けなくて、非常に残念。まあ、時間を作らなかった自分が悪いのですがね。






 何せ、この美術展のキャッチコピーが、非常に格好良いんですよ!!!



 『ベラスケスもデューラーもルーベンスも、我が家の宮廷画家でした。』






 ですよ・・・?!?!何て、格好良いキャッチコピーなんだ・・・。一目見て、心臓を鷲掴みにされました。これぞ、一目惚れというやつですね笑。そうだよなあ、ハプスブルグ家だものなあ・・・スケールが違うなあ・・・と。いや~、凄い。見に行ってないけど、想像だけが膨らむ笑。






 あと、もう1つ、どうしても行きたかった理由があります。今回の美術展の協力先が、「ウィーン美術史美術館、ブダペスト国立西洋美術館」となっていたことです。

 
「ウィーン美術史美術館」は、ヨーロッパ3大美術館の1つなのですが、私にとっては、因縁深い美術館です。今、思い出しても悔しい・・・。そうです。私が、卒業旅行で訪れたウィーンでの出来事。意気揚々と美術館に行ってみると、何とその日は休館日!!泣く泣く諦めたという美術館なのです笑。詳しくはここをどうぞ。リンク先に、当時の感想が書いてあります。

 一方で、「ブダペスト国立西洋美術館」については、現地で行きました!!この美術館も、かなり良かったですよ。この時の話は、こちらをどうぞ。リンク先で、当時の感動をそのまま書いているので、ここでは割愛させて頂きますが、ブダペストの美術館も、とても良かった!






 とまあ、自分にとっては、縁のある2つの美術館が協力しているので、行きたかったという訳です。その美術展に、今回行けないのが非常に残念なので、思わず、下記の本を買ってしまいました笑。 

 Photo_2












 「ハプスブルグ家の光芒」(菊池良生著 ちくま文庫刊)です。実は、まだ読んでいません。これから読みます!う~ん、楽しみ楽しみ。読む前からワクワクしています。

 ヨーロッパ史を考える上で、主役と言っても良い存在のハプスブルグ家。人々を魅了してやまない、その魅力はどこから溢れ出るのか・・・。美術展には行けなかったけれど、私はこの本の中で、ハプスブルグ家に出会ってきます。

| | Comments (0)

September 13, 2009

トリノ・エジプト展

 土曜日は、上野・東京都美術館で開催中の「トリノ・エジプト展」を観に行ってきました。混んでいることは、最初から予想できたのですが、案の定、館内は人で一杯でした。まあ、入館自体は並ぶことなく、すんなり入れたので、そこだけは良かったです。




 展示室内は、人・人・人ばかりで、肝心の展示物の前も人だかりで、ちっとも観れず、とてもゆったりと過ごせる状況じゃない・・・。ああ、人口密度が少ない美術展の、優雅な一時とは程遠い・・・。まあ、とかく「エジプト」と名が付く美術展は、人気が集中するのは分かっていたから、仕方がないと納得はしていても、やっぱり混雑ぶりには辟易しますね。そんな自分も、その群集の一人なので、偉そうに文句など、到底言えないのですが。




 それにしても、日本人は、「エジプト」展が好きなんだなと不思議に思います。横浜で開催されている「海のエジプト展」も大人気だし、テレビでも、「エジプト発掘」系の番組は、年に何度も、毎年の様に放映される(大体、同じ内容な)のに、そこそこ視聴率が取れるし・・・。う~ん、何でなんだろう笑。分かりやすいのか、ロマンがあるのか、未知なるものへの憧れなのか・・・。とにかく、日本人を惹き付けて止まない魅力が、エジプトにはあるのですね。




 さて、トリノ・エジプト展ですが、新王国時代第18~19王朝のものが多かった様な気がしています。何と言っても、今回の目玉は、初の館外出品である「アメン神とツタンカーメン王の像」ですからね~。ツタンカーメンといえば、第18王朝の王!アメンホテップ4世によるアトン神の強制信仰という宗教改革の後、頑張ってアモン神信仰に戻そうとした王様ですからね!その像は、確かに、目玉出品です。実際、目の当たりにすると、意外に大きくて、興味深い美術品でした。





 個人的に、気に入ったのは、第3章「祈りの軌跡」のコーナーに展示されていた、プトレマイオス朝時代の「ハヤブサ」「トキ」「ジャッカル」の小像ですね。それぞれに非常に愛らしさがあって、可愛いなあと思って見惚れてしまいました笑。他の観客は、違うものに集中していたので、一人で割とじっくり観ることが出来て、かなり満足でした笑。お土産コーナーに、フィギュアで3点セットで売ってたら、絶対に買ってしまいそう・・・と、自分で自分に危惧していたのですが爆、幸か不幸か、売ってませんでした。ミニチュアフィギュアが入ったガチャガチャも置いてなくて残念だ。もし置いてあったら、絶対、チャレンジしたのに笑。






 今回の美術展ですが、普段にも増して楽しかったのは、新潮文庫から出ている「ロゼッタストーン解読」という本を、読んだことがあったからです。この本のお蔭で、歴史的な事象と、展示品とが頭の中で結び付いて、とても面白かった。





 この本は、昨年読んだのですが、内容は、解読者とされるシャンポリオンを中心にした、ヒエログリフ解読競争物語です。これがですね、結構面白かったんですよ。私の中では、「ヒエログリフ解読」=「ロゼッタストーンの発見のお蔭」=「解読者はフランス人シャンポリオン」という公式が出来上がってしまっていて、如何にして、ヒエログリフが解読されたのか・・・までは知らなかったから、勉強になりました。実は、裏に熾烈な解読競争があったとは・・・!!






 その競争の中で、フランスのエジプト総領事となった外交官でエジプト学者の「ベルナルディーノ・ドロヴェッティ」という人物が出てきます。彼は、自分がエジプトで集めたコレクションを、当時駐在していたイタリア・リヴォルノに運び込みます。その彼の死後、今度は、そのコレクションを、サヴォイア・サルディーニャ王家が買い取り、王家の都・「トリノ」に集めるのです。そのコレクションに解読にヒントがある為、シャンポリオンは、どうにかして、そのドロヴェッティ・コレクションが見たい・・・。でも、自分一人では見ることが出来ない。そこで、フランス・ブルボン王家に何とか繋いでもらう為に・・・という一件があるのです。






 さて、ここまで前段を書いたら、聡明な読者の皆様はお気付きでしょう。何故、今回は、エジプトがテーマの美術展なのに、「トリノ」とタリアの都市名が付くのか・・・。それは、今回の出品が、ドロヴェッティ所有のコレクションを中心とした、トリノ・エジプト美術館からの出品だから、なのです。いや~面白い。





 トリノ・エジプト美術館は、1824年の開館だそうです。ヒエログリフ解読に欠かせないロゼッタストーンを発見したとされるナポレオンの、エジプト遠征は1798年。しかし、ナポレオンの失脚は1815年。だから、シャンポリオンは、トリノに行くために、1815年のウィーン会議で復活したブルボン家に何とか頼ろうとするのです・・・。






 うん、最高に面白い。何が面白いかと言うと、こんな風に、自分が学んだ出来事と、目の前にある美術品が繋がることが面白いんです。この感覚が、堪らなく好きなんです。以前にも、ブログで書いたことがありますが、美術展で、美術品そのものを鑑賞することは勿論好きだけれど、やはり私は、それ以上に、その感覚を味わいたくて、美術館に行くのだと毎回思います。美術品を目の前にして、抱く感想は個々人の自由だけれど、私の頭の中は、そんな連想と鋭くなる感覚で一杯なんです。






 そんな訳で、個人的には、非常に楽しい美術展でした。また、違う美術展に行きたいものです。今度は、何に行こうかなあ。




 

| | Comments (0)

May 15, 2009

ハリネズミ

 今日は、5月のワークシェアリング休日ということで、弊社はお休みでした。土日はとても混んでいて行く気になれない、即ち、平日だからこそ行きたい場所に出掛けよう・・・と思い、約1ヶ月前から、行先を決めておりました。そんな訳で、今日は、六本木・国立新美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」を、母と一緒に観に行ってきました!







 午前中にゆっくり起床し、午後から美術館へ。何て素敵な過ごし方だろう笑。一度、社会人になってから、同じく国立新美術館に、「モネ大回顧展」を観に行ったことがあります。その時は土曜日に行ったのですが、それはそれは恐ろしい人の数でした。何せ、入場するまでに「50分待ち」という状況。あれは、かなりのストレスだったなあ。入場してからも、人口密度が高過ぎて、思う様に鑑賞出来なかった記憶があります。あれから、「美術館は、やはり平日に行くべき」という信念を持つ様になりました笑。そう言えば、昨年のGWに「芸術都市 パリの100年展」を観に行った時も、平日に行って来たのでした。








 国立新美術館に着いてみると、入場制限は全くされておらず、そのまま入場することができました。入場しても、人は結構いたけれど、渋滞している程混雑している訳ではなく、そんなにストレスを感じることはありませんでした。自分のペースで、思う様に鑑賞出来て、とても楽しかったです。








 今回は、膨大なルーブル美術館の所蔵美術品の中から、特に「子供たち」をテーマにして、展示品がプログラムされています。古代から、子供はどんな風に思われ、描かれてきたのか。家族と子供、母と子供などなど、様々な関係の中で子供はどの様な存在であったのか。美術品を通してそれらを知ることが出来て、非常に興味深かったです。美術品を見ていて思ったのは、古代から、母親が子供に対する眼差しは変わらないのだな、ということです。「愛しむ」ということを、教えられた様な気がします。人間の本質的な営みは、古代から変わらないなとも思いました。








 ちなみに、私はルーブル美術館には行ったことがありません。実際に行ったら、とても全部を観ることは出来ないし、かなりの広さで迷子になるとかならないとか・・・。でも、一度で良いから行ってみたいです。そして、中々出て来ない・・・笑。








 美術展の最後には、グッズショップがつきものですね。それを見るのも、また楽しい訳ですが、私が注目したのはガチャガチャです笑。中身は8種類あったのですが、欲しいなと思ったのは、その内2種類だけ。でも、「運試しだ!」とばかりに、挑戦してみた訳です。コインを投入し、ドキドキしながらレバーを回します。









 ギー・ギー・ガチャ・・・コロコロコロ・・・・あ、出てきた!











 カプセルを取り出し、蓋を開ける緊張の一瞬!!!要らないのが当たったらどうしよう・・・











 !!!!!!!!!!!!













 当たった~!!!!!!!











 自分が一番、欲しいなと思ったものが当たりました爆。これです!


 Blogp5150082






 






 

これは、「台車にのったハリネズミ」という題で展示されていたもののレプリカです。中期エラム時代(紀元前12世紀頃)と想定されているもので、子供の遊具だったのではないか(神殿に供えられたもの・・・とも考えられているとか)とされています。見た目は、ハリネズミではなく、私にはブタに見えるのですが爆。






 1/8の確率で欲しいものが当たって、テンションが上がっていた私は、母にも報告。すると、母が同じのを欲しいと言うので、「2回続けて同じのが当たる訳が無いよ」と返しつつ、再び挑戦することに・・・。








 何だか、他のどうでも良い、要らないフィギュアが当たりそうな嫌な予感で一杯だったのですが、さっきの台とは違う台を選び、いざ、コインを投入してレバーを握ります。












 ギー・ギー・ガチャ・・・コロコロコロ・・・・あ、出てきた!













 カプセルを取り出し、蓋を開ける緊張の一瞬再び!!!要らないのが当たったらどうしよう・・・












 !!!!!!!!!!!!
















 当たった~!!!!!!!








 全く同じのが当たった!!!!







 まさか、欲しいと思っていたものが、2回連続で当たるとは思わなかった・・・。あまりの出来事にテンションが更に上がり、思わず声が大きくなってしまいました汗。ご迷惑をお掛けしてすいませんでした。








 

 いや~それにしても、自分で自分の引き方にびっくりした。だって、1/16の確率ですよ!中々当たるものじゃなし、気分は良かったですね笑。欲を言えば、実は、「台車にのったライオン」もいたので、そっちが当たれば、尚、良かったな~と思っています。いやいや、せっかく欲しいものが当たったのだから、素直に喜び、感謝することにしましょう。







 

 展示品で、本物の「台車にのったライオン」を観た時、思い出したのは、またもや高校時代の恩師でした。いや、同じ様なライオンをモチーフにした美術品のフィギュアを、当時、先生が持っていたのです。というか、当時、歴史コレクションとして、有名な美術品をフィギュア化したものを、1箱に1つ入れて、買って開けるまで中身が分からない・・・という商品が世界史の教員同士の間で流行っていて爆、コレクションされていたのです。「世界史の教員同士の間」で流行っていたことがポイントです笑。生徒間ではありません。何せ、先生は「大人買い」で一気に何箱も買っていたんですから、本気でした笑。そのうち、コンプリートに生徒も協力するようになったんですけどね~。非常に懐かしい!今回、何だか、それを思い出してしまいました。








 色々あったけど、久々にとても有意義な時間が過ごせました。また平日に、美術展を見に行きたいものです。




| | Comments (2)