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March 12, 2017

後輩の発表

 その昔、当社恒例の入社2年目終わりに行う業務発表を、当事者として行っていました。あの当時は必死だったし、自分でもそれなりに一生懸命頑張った、とは思っていました。久し振りに、自分の当時のブログを読み返し、「そんなこともあったか」と思い出していました。こういう時、ブログって役に立ちますね。


 あれから9年が経ち、今度は、自分の後輩がその発表を行う番でした。9年の間に、当然、入社してきた後輩たちが次々と発表して行った訳ですが、自分の直下にいる後輩が発表を行う、という経験は初めてでした。


 昨秋から課長と一緒に準備をし始めたものの、年が明けたら通常業務に忙殺されて、中々発表準備に取り掛かれず、ようやく3月になって組織編成と人事公表を終えたと思ったら、その社内発表本番まで1週間と迫っていました・・・。ヤバい、これは相当ヤバい。何しろ、1週間前でPPTが1枚も仕上がっていない。ヤバ過ぎる!



 という状況だったので、先週の土日は返上しての2日連続出勤。月曜に至っては退勤したのが朝5時過ぎ・・・家着いたら6時前でもう陽が昇っており、1時間だけ寝て出勤となりました。火曜から木曜もほぼ終電。そんな12連勤を乗り越えた末に、10日に発表本番を迎えました。



 発表PPT自体は、課長自ら徹夜で仕上げてくれたり、課総動員で考えて仕上げ、また発表者本人も相当の苦労をして作ったもので、中々良い仕上がりだと確信をしていました。でも、それをちゃんと発表できるかどうか・・・という点では、後輩が大人しいタイプでもあって、正直、少し不安に思っていたところがありました。



 しかし、発表本番の本人は、とても冷静で落ち着いていましたね。本番に強いタイプだとは思っていましたが、あんなに堂々と、大きな声で発表できるとは!発表を聞きながら、これまでの2年間を思い返し、何だか感動してしまいました。ここでは書けないのですが、発表会場が異常な緊迫感に包まれる、という緊急事態を、後輩の発表直前に迎えてしまったにも拘わらず、それに全く動じずに、堂々と発表しきった後輩の力強さに感動しました。質疑応答も立派なもの。何よりも、そうした発表を通じて、本部長から、「この課は人数少ないのに、良く頑張っていることが分かった」というコメントを引き出すことができ、それはそれは感動しました。後輩の頑張りのお蔭で、チームとしても成果を認められるなんて、こんなに嬉しいことはありません。感極まって泣きそうになったのは、私だけではなく、発表後に上長たちが皆言っていました。チームとしても、とても大きな成長を感じられた出来事でした。


 9年前の自分と比べて、とても立派な発表でした。業務発表で、こんなに感動するとは思っていませんでしたが、これでもう、後輩は一担当として、独り立ちしていけると確信しました。4月から、3年目として頼もしいこと間違いありません。


 今回の後輩の発表を通じて、「あなたが良い先輩として、引っ張っている」と、何人かに声を掛けて頂いたことがあったのですが、それは全くの買い被りで、後輩に良い先輩にしてもらった、のだと思っています。後輩のポテンシャルを見誤っていたことだってあるし、まだまだ勉強不足です。


 そして、9年前を振り返れば、当時の上長や先輩たちに、自分が知らない所でも沢山支えてもらって発表が出来たのだ、ということにようやく思い至ることが出来ました。遅ればせながら、改めて当時の関係者に感謝しました。


 今回は、確かに後輩の発表だったのだけど、自分にとっても、そしてチームにとっても、1つのターニングポイントだったなと思っています。発表に至るまでは、大変なこともあったけれど、大きな達成感と充実感を味わえました。頑張って良かった、と久々に素直に思えました。

 金曜夜だったこともあり、その夜は遅くまで打ち上げをしていました。「良いチームだな」と心底思えたし、このチームで、また暫く仕事をしていきたいなと思いました。この先の会社人生の中でも、印象深い1日になると思います。

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