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September 30, 2012

働き続けること

 9月最終金曜は、とても寂しい日でした。

 入社以来、指導員としても上司としてもお世話になった課長と、最も仲が良かった同期が、偶然にも同日で退職してしまったからです。2人とも、貴重な総務の女性総合職でした。課長は、出産・育児を経て働き続ける尊敬すべきロールモデルとして、同期は同じ立場で腹を割って何でも話せる相手として、働く上では大変心強い味方でした。


 同期からは、1ヶ月前位に「辞めるつもり」だと聞いてはいましたが、まさか、9月末だとは思っていなかったし、課長の退職は、たった2週間前に聞いたばかりだったのです。


 今年は、3月末に女性主任が退職し、6月末に1つ上の女性先輩が退職したばかりだったので、身近な女性総合職が、今年だけで4人も退職することに。。。そのせいか、非常に大きな喪失感を味わいました。この会社、大丈夫なんだろうかとも思った。


 そんな中で嬉しかったのは、課長が、わざわざ私に対して、個別に経緯を説明しに来て下さったことです。退職前日の木曜に開いた壮行会で、課長と会ってはいたのですが、面と向かって理由を訊いてはいけない気がして、気になってはいたものの、訊くに訊けなかったのです。素知らぬ振りをしていました。


 でも、私の演技が下手だったのでしょう。課長曰く、「今回の退職は、これから働いていく上で、若い人たちに影響が大きいと思う。『何で辞めるのか』と責められるかと思いきや、あまりに平然として何も訊かないから、逆に心配になった。ちゃんと、説明しておくね」とのこと。。。最後まで、お気遣いありがとうございます。。。。。


 

 決断するまでには、私に話して下さったこと以外にも、個人的な諸事情はあっただろうし、会社側にも色々条件はあるから、良い悪いは一言では解決できないけれど、最も印象的だったのは、「総務が、一番ダイバーシティが進んでいない」ということ。そうかもしれないなあ。。。客観的にはどうなのか判断できないし、その風土を変えていく様に頑張るしかないのかもしれないけれど、少なくとも、これからも働き続ける自分の会社は、そういう環境なんだ、ということだけは、改めて理解出来た。


 「しっかり者だけど、良い子過ぎるから、心配している。ちゃんと主張しないと、会社に良いようにされてしまうよ。嫌なことやムリなことは、ちゃんと言う様にね」と最後に有難い言葉を頂きました。本件については、仲良い先輩とも話して、同じ見解でしたが、唯一の女性上司として、女性部下のキャリアに対して、理解ある人だったなと痛感します。惜しい人を、会社は失ったと思います。「会社に恨みは無い」と言っていたけど、絶対に、失策だ。


 退職する同期は働き過ぎたから、暫くゆっくり休んでもらって、落ち着いた頃に、プライベートで会おうと思います。


 今のところ、自分が恵まれているのは、入社以来、何人か上司が変わりましたが、その度に、理解ある上司に出会い続けていることです。 今の課長も男性ですが、信頼出来る良い課長です。それは、退職する課長も言っていました。「良い部署に、異動させられて良かった」とのこと。。。やっぱり、優しい人だったなあ。


 とりあえず、自分が出来ることは、今のミッションを全力で全うすることです。会社の全てが悪い訳では決してないし、良い所もある。会社に育ててもらったし、これから先も、良い面も悪い面もあると思う。だからこそ、「もう限界だな」「もう良いかな」と思える時まで、精一杯頑張ろうと思います。毎年、何か節目はあるけれど、それを乗り越えることで、成長していけると信じています。


 課長には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 同期には、沢山の愚痴を聞いてもらいました。どうもありがとう。

 2人とも、まずはゆっくり休んで欲しいと思います。

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