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October 04, 2009

怪盗の輝き再び

 

 今年も、8月の試験が終わり、9月から通勤時間帯の読書タイムを復活させました。やっぱり、読書は楽しいですね~。



 

 9月中に読んだのは・・・

 ・浅田次郎    「お腹召しませ」 中公文庫
 ・伊坂幸太郎  「終末のフール」 集英社文庫
 ・伊坂幸太郎  「死神の制度」  文春文庫

 

 やっぱり、大好きな浅田作品は読まないと気が済まないし、伊坂作品もあの登場人物同士の関連性が好きですね。人物同士がそんな風に繋がるのか!という、いつも予想だにしない展開が面白いと思います。




 

 で、今は、約10~14年振りに再燃しているシリーズがあります!私には、史上最高・唯一絶対無二のヒーローがいるのですが、いやはや、彼に再び会ってみたら、すっかり夢中になってしまったという訳です笑。そのヒーローとは!!




    フランスの怪盗:アルセーヌ・ルパン!!




 です。(好きですけど)日本アニメのルパン3世ではありませんよ。作家としての功績により、フランスの名誉あるレジオン・ドヌール勲章を授けられたモーリス・ルブラン作のアルセーヌ・ルパンです。出会いは小学校5年ですが、それ以来のルパン派です。ホームズよりも先に出会ってしまって、すっかり彼の魅力の虜なのですが、そのせいで、中学1年でホームズ派の同級生と「ホームズとルパンのどちらが格好良いか」で喧嘩したこともあります爆笑。忘れもしない、林間学校での深夜の出来事です笑。懐かしい。





 ルパンの何が格好良いか・・・。それは、語り尽くせません爆。その頭の回転の良さ、大胆不敵さ、絶対不屈の精神、豊富なユーモア、時代の最先端を常に取り入れるセンス、運動神経の良さ、弱者への労り、女性への徹底的な優しさ(時にはそれが命取りに!)、絶対に殺人は犯さないし・・・etc。いや~、もっと羅列出来ると思うんですけど、本当に格好良い男なんですよ。ルパンについては、2005年6月7日にも、一度書いているので、よろしければ、こちらをご参考下さい。読むと分かると思いますが、当時と全く同じことを、4年経った今も書いています。当時から少しも成長していないらしい笑。




 で、クドイ様ですが、もう1回主張すると、あの頃、夢中になって、図書館で借りて全巻読んだのです。ハードカバーの重い偕成社版の全集でした。本当に面白くて、次々読んだ記憶があります。で、ルパンが好き→フランスが好き→フランスの地名を覚える→フランスに関するものは何でも覚えられる→98年フランス・ワールドカップでもフランス代表を日本代表より応援→フランス優勝に興奮・・・という中学2年生でした。当時、まだワールドカップに熱中している女子中学生は、あまりいなかったんですよ。1人だけ分かってくれる友がいたんですけど、彼女は、例のホームズ派の友人と同一人物・・・笑。彼女は、サッカーはイタリア代表を応援していて(彼女も日本代表を応援していなかった爆)、そこでもフランス対イタリアの準決勝対決で2人は対立したという・・・笑。まあ、私は本当に、ルパンの冒険が面白くて、大好きだったのです。





 で、そんな熱い情熱を、この夏の試験で使わせてもらったのです。何に、どの様に使ったのかは企業秘密・・・なのでご容赦頂きたいのですが、その時に、試験が終わったら、もう一度ルパンを読み直してみようかな、と思った訳です。




 多くある作品の中から、まずは、「虎の牙」創元推理文庫版を読んでいます。あの頃も、夢中になって読んだのですが、10年以上も経っていると、流石に細かい描写までは忘れてしまっているので、凄く新鮮な感覚で読んでいます。そして、またも夢中になって読んでいる・・・やはり、面白さは変わりませんね。これぞ、名作たる所以です!




 

 そして、今、読み返しながら、新たな発見を多々しています。10年前には持っていなかった世界史の知識を、今の自分は持ちながら読めるからです。ルパンが登場した時代は、19世後半からで、国際関係が緊迫していく状況の中にありました。彼が、ロシア公爵に化けたり、第一次世界大戦に絡んだり、ドイツ皇帝を呼び出したり、モロッコの外人部隊に入隊したりしていたことは覚えていたのですが、それが、どんな意味を持っていたのか。フランス人であるモーリス・ルブランが、その小説を書いたことは何を意味しているのか。実は、世界史的に非常に深い意味があったのだと、改めて実感しながら読んでいます。奥が深い・・・。






 勿論、当時はそんなことを知る由もなく、ただただ、その胸躍る冒険譚に夢中だったのですが、今は、違った観点から新たなルパンの魅力を再発見しています。非常に面白いです。「世界史を学ぶと、映画・美術品・読書と、様々なものが数倍面白くなる」とは、恩師の言ですが、まさにその通りだと思います。ルパンはそれだけでも十分に面白いけれど、それを更に面白くさせてくれた世界史が、やっぱり大好きです。今思うと、当時から「その世界史が絡む面白さ」を、意識せずとも、本能的に感じ取っていたのかもしれませんね。





 そんな訳で、自分の中でルパン熱が再燃しています。でも、文庫版を買うに当たっては、残念なことが1つありまして。通常、ルパンシリーズは、幾つかの会社から出版されているので、好きな翻訳を買えば良いのですが、一部、翻訳権所有の関係から、創元推理文庫からしか出ていない作品があります。で、自分が是非とも読み直したい!と思っている作品が、その創元推理文庫から出ている数点なのですが、今のところ、本屋さんでお目に掛かったことがないのですよ・・・涙。大きい本屋に行っても、それらだけは置いてないし、愛用しているAmazonでも、在庫が無い・・・。う~ん・・・本当に残念だ。中古やオークションでなら取り寄せ出来るのでしょうが、新品で欲しいんですよね。あ~、やっぱり、本屋で発注するしかないか。「二つの微笑を持つ女」と「緑の目の令嬢」を、何としても読み直したい!今度、本屋さんに行こうかな。





 あ、余談ですが、数年前に、ルパン生誕100周年で撮影されたルパン実写映画・・・。観たのですが、正直に言って、全然面白くなかったです涙。う~ん、あれは残念だったな。まあ、そんなこともありますよね。小説の方が、断然面白いです。ルパンの面白さは永遠なのです。

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Comments

…今日の日記はいつにも増してあすにーらしくてよろしい。(笑)
そんな僕は、(活字が大の大嫌いな僕が!)、本を読み始めましたよ。
まぁ、すぐ活字ブームは終わると思われるが(笑)

Posted by: みあ | October 09, 2009 at 06:35 PM


 >みあ

 おおお!そうなんだ~「自分らしい」かあ!自分では意識してなかったけど、きっと大好きなものだからだね。いつも読んでくれてありがとう。本も、自分の興味がある分野なら読み続けられると思うよ。

 今度、時間が合えば数年振りに会おうよ。もし良ければ、連絡くださいな。

Posted by: あすにー | October 11, 2009 at 01:26 AM

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